マーケティング総合
2020.08.04
LINE公式アカウントを活用したマーケティング
少し前に LINE広告が今すごい! という記事を書きましたが、
LINEの活用方法としては、広告だけでありません。
顧客管理にも活用できます。
LINE公式アカウントを活用すれば、顧客、または見込み顧客とのやり取りをスピーディー&効率化することができます。
LINE公式アカウントとは?
企業や店舗とユーザーをつなぐためのサービスです。
2019年までは大企業向けの「LINE公式アカウント」と中小サービス向け「LINE@(ラインアット)」がありましたが、今は「LINE公式アカウント」に一本化されています。
LINE公式アカウントでできること
- メッセージ配信
友だち追加してくれたユーザーに対して、キャンペーン情報やアンケート、動画などの情報を送ることができます。
- LINEチャット
友だち追加してくれたユーザーから送られてきたメッセージに対して、通常のLINEチャットと同じように応答が可能です。
また休日や夜間などは自動で決まったメッセージを返す「応答メッセージ」機能もあります。
- クーポン・ショップカードの利用
来店ポイントカードをLINE上で作成したり、割引クーポンを友だちに送ることも可能です。
他にもLINE公式アカウントならではの機能がたくさんあります。
LINE公式アカウントって何がいいの?
- 無料でアカウント開設できる
ほとんどの機能が無料で利用できます。
メッセージを多数送る場合は有料プランに変更する必要がありますが、月数千円~数万円と他のCRM(顧客管理システム)に比べればかなり安く利用できます。
- メッセージ、チャットの開封率が高い
メールに比べてLINEメッセージは開封率は各段に高いです。
発信した情報を確実にお届けすることができます。
また未読/既読もすぐわかります。
- ユーザーとのやりとりがスピーディー
メールだと送信→受信に数時間~数日かかることがほとんどですが、
LINEチャットだと短時間でのやりとりが可能です。
たとえば人材紹介だと、LINE友だち追加から面接設定までが一時間以内に完了したケースもありました。
- ユーザーにとっての負担が小さい
手軽に友だち追加ができ、氏名や電話番号などの個人情報も送らなくていいため、ユーザーにとっては問い合わせのハードルが低いのも特徴です。
そのため、電話番号やメールアドレスを入力してもらうタイプのエントリーフォームよりもLINE友だち追加のほうがはるかに問い合わせにつながる割合が高いのです。
また、LINEアプリはほとんどのスマホにインストールされています。
新たにアカウントを作成したりする手間がないのも重要なポイントです。
LINE公式アカウントの効果的な使い方
ポイントはいくつもありますが、あえて一つ挙げるとするなら
「素早い応対が重要!」
ユーザーはリアルタイムのやりとりを求めているため、従来の電話やメールと同じスピード感でやりとりをしていては見放されてしまいます。
せっかくLINE友だちを多く集めても、その後の対応がまずくてビジネスの成長につながっていないケースがよくあります。
「長文ではなく短いやりとりを中心にする」
「質問をするときはタップひとつで答えられるような形にする」
「はじめのあいさつメッセージでユーザーの応答率が大きく変わる」
など、LINEならではの注意点もあります。
いずれにせよ、今までと同じやりかたをしていてはせっかく友だち追加してくれたユーザーが離れてしまいます。
LINE公式アカウントを活用した顧客管理を実施している企業はどんどん増えてきています。
「今までのやり方でもうまくいっているから大丈夫」と安心しているうちに、競合に大きく差をつけられてしまいます。
乗り遅れないためにも、早めの活用をおすすめします。
レッツマーケ!では、LINE広告の運用だけでなく、LINE公式アカウントを活用した顧客管理フローの設計もお手伝いしています。
効果的な活用方法を知りたい方は、ぜひご相談ください。