マーケティング総合
2024.10.31
【現役広告運用者が教える】良い広告代理店を選ぶ13個のポイントを徹底解説!
目次
広告代理店選びで悩んだことはありませんか?
Web広告を会社で配信したい!となった時に、一般的には広告代理店に問い合わせをして複数社の話を聞いて、よさげな代理店に発注すると思います。
しかし、話を聞けば聞くほど「どの代理店を選べばいいのか分からない」と悩まれるでしょう。
そこで今回は、より広告代理店を見抜くチェックポイント13選を現役の広告運用者が解説していきます。
この13個のポイントを広告代理店に確認いただいて、クリアした項目が多ければ多いほど、良い代理店の可能性が高いです。
広告代理店選びで比較するべき13個のポイント
広告代理店を選ぶ際に見るポイントとして大きく分けて、以下の5つに分けられます。
- 予算
- 運用担当者
- 契約内容
- サービス内容
- 実績
これらのポイントをくまなくチェックすることで、悪しき広告代理店への発注を防止することができるでしょう。
「予算」で見るべきポイント
ポイント1:最低予算はあるか
広告代理店によっては、「月予算が最低50万円以上からじゃないと受けられない」という代理店もあります。
こういった代理店は、予算が少ないと、運用経験が浅い担当が付く可能性があるため、注意が必要です。
逆に、最低予算がない代理店は、小回りが利いて少額予算でも丁寧に向き合ってくれる場合もあります。
ポイント2:初期費用が発生するか
広告運用を発注するにあたって、月にかかる費用として
- 運用手数料(基本は広告費の20%)
- 広告費
の2つがかかってきますが、上記2つ以外に、初回だけ広告アカウントを作成するという名目で初期費用がかかってくることがあります。
初期費用がかからない代理店がよいというわけではありませんが、極力費用を抑えたい場合は、初期費用がかかるかどうかは重要なポイントです。
「運用担当者」で見るべきポイント
ポイント3:運用経験は何年か
広告運用がうまくいくかのカギは広告運用者が握っています。広告運用歴が少ない運用者が担当につくと、うまくいかないことが多いです。
だから、広告運用歴が何年あるのかは聞いた方がいいです。3年~5年あればある程度安心して任せられると思います。
※もちろん運用歴が短いからと言って必ず結果が悪いかというとそうではありません。あくまでも可能性の話です。
ポイント4:認定資格を保有しているか
広告運用関連で、以下のような資格があります。
- Web解析士
- Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
- Google広告認定資格
これらの資格を保有していれば、最低限の知識を持っている証明となるため、資格があるかどうかは聞いておいて損はありません。
こちらも、資格を保有していれば必ず広告運用で成果をあげられるかというと、そうではないですが、持っていないよりは持っていた方が発注する側としても安心できますよね。
ポイント5:担当しているクライアント数は何社か
しっかりとした広告運用をしようと思ったら一人当たり最大10社前後が限界です。
広告代理店によっては、一人で20社~30社ほど担当しているところも珍しくはないので、そういった代理店にあたってしまうと
まずまともに、運用できないので、そういった代理店に発注するのは辞めた方がいいでしょう。
ポイント6:担当者との相性が良いか
あなたと担当者との相性がいいかも非常に大切です。
担当者のスキルなどが良くても、
- 親身になって話を聞いてくれない
- 気軽に相談できない
といったような担当者とは信頼関係も築けず、まともに相談もできないです。
広告運用を成功させるには、広告代理店の力はもちろんのこと、発注者側も力を合わせて二人三脚で進めていかないといけないのです。
ポイント7:運用体制(営業と担当者が分かれているか)
広告代理店では、業務体制として以下のパターンに分かれます。
- 分業制:営業担当と広告運用担当が分かれている
- 専任制:営業担当が広告運用も行う
もちろん、どちらがいい悪いというのはないのですが、分業制だと営業担当者が広告運用についての知識やスキルがどうしても不足して
本質的な改善提案が出なかったり、コミュニケーションが円滑に進まなかったりするため、デメリットが大きいです。
ただし、専任制だと実際に広告運用を行っているプロと直接コミュニケーションをとれますし、どんな運用を行っているのか
直接聞けるため、「実際にどんな運用をやってくれているのだろう?費用に見合っているのか?」などの不安を抱える心配もございません。
「契約内容」で見るべきポイント
ポイント8:アカウントの開示は可能か
アカウント開示とは、実際の広告運用画面の閲覧権限をもらえるかということです。
閲覧権限がもらえると、実際にどういった調整をしてくれているのかが見れるため、何の調整もされずに放置されているといったことがないです。
だからこそ、アカウントの開示ができない広告代理店は信用しない方がよいでしょう。
「ノウハウの流出を避けたいから」という理由で開示を断ってくることもありますが、広告管理画面だけをみてノウハウが流出することはないので
このようなことを言ってきたら、単純に見せたくない何か理由があると思った方が良いです。
ポイント9:契約期間が半年間~1年間ではないか
契約期間が長期間縛られているかどうかも、重要な判断基準です。
契約期間が半年契約や1年契約とするような広告代理店には注意が必要です。
なぜなら、広告運用をして結果が悪くても、その半年間~1年間は手数料を支払い続けなければならないからです。
もちろんWeb広告の特性上、初月から大きな成果を出すことは難しいため、開始してから3カ月ほどは様子を見るというのがベストですが
半年間~1年間も契約を拘束する必要はないです。
「サービス内容」で見るべきポイント
ポイント10:レポート報告の頻度は月1回のみでないか
レポート報告の頻度も発注前には確認しておいたほうが良いでしょう。
- 一般的な広告代理店:月1回の月次レポートのみ
- 親切な広告代理店:月1回の月次レポート+週1回の週次レポート
といったようにサービスの幅が違ってきます。
月1回の報告だけでは、改善する回数も自然に減ってPDCAを回せません。週1回の報告があれば、週単位で進捗を確認でき、改善も早く進みます。
ポイント11:広告運用以外のことも料金内で対応可能か
広告運用代行のみでなく、その他のサービスも料金内で対応してくれるかもポイントです。
多くの広告代理店では、広告運用のみしか対応してくれないですが、その他の以下のようなサービスも料金内で対応してくれる代理店もあるので
確認してみてください。
- バナー制作
- サイト分析
- その他、Webマーケティング系の相談(SEOやSNS運用など)
「実績」で見るべきポイント
ポイント12:類似商材の実績はあるか
類似商材の実績があるかも提案を受ける中で聞いておきましょう。
例えば、SNS広告で会社の採用をしたい!となって広告代理店を探すとなった場合、
SNS広告で採用支援を行ったことのある代理店に頼みたいですよね。
このように、依頼する際に類似の実績があるかどうかは必ず聞いておいてください。
ポイント13:広告媒体側から認定は受けているか
過去にしっかりと広告運用の実績があれば、広告媒体側から公認の代理店として認定を受けています。
そして、認定を受ければホームページに下記のような画像を添付しているはずなので、確認してみてください。
まとめ:迷ったらレッツアイへご相談下さい
いままで、広告代理店を選ぶ際のチェックポイントとして下記の13個をご紹介いたしました。
- 最低予算はあるか
- 初期費用が発生するか
- 運用経験は何年か
- 認定資格を保有しているか
- 担当しているクライアント数は何社か
- 担当者との相性が良いか
- 運用体制(営業と担当者が分かれているか)
- アカウントの開示は可能か
- 契約期間が半年間~1年間ではないか
- レポート報告の頻度は月1回のみでないか
- 広告運用以外のことも料金内で対応可能か
- 類似商材の実績はあるか
- 広告媒体側から認定は受けているか
こちらを全てとは言わないまでも、10個以上満たしていたら、おおよそ問題ないかと思われます。
そのうえで、最後は担当者を信用できるか、相性が合うか、で決めて頂ければ発注段階で失敗する確率は減ります。
そのうえで迷った際は、レッツアイに一度ご相談してください。