マーケティング総合

2021.12.23

Adobe CC Expressがすごい!!

Web広告の運用をしていると、バナーの制作が必要になることがよくあります。お客様から入稿希望のバナーをご手配頂くこともありますが、基本的にはバナーは素材を頂いてレッツアイで制作します。

バナー制作は画像の切り抜きのみで対応できる場合も多いですが、広告のメニューによってはバナーの中に必要な情報(サービスのロゴ、イベントの日にちなど)を入れ込む必要があるため、どうしてもテキストを配置したりといった「画像の編集」が必要になってくる場合があります。

これまで画像編集には「Canva」「Photopea」「Gimp」といった無料で使用できるサービスを使うことが多かったのですが、12月にAdobeから発表された「Creative Cloud Express(以下、CC Express)」が無料で使用できて、非常に便利だったので紹介します。(今回の記事サムネイルもCC Expressで制作しました)

CC Expressの始め方

CC Expressを使用するには、まず無料のAdobeアカウントの作成が必要です。以下のページに進み、アカウントを持っていない場合は右上の「新規登録」から登録してください。すでにアカウントをお持ちの場合は「ログイン」から進んでください。

https://www.adobe.com/jp/express/

作成したアカウントでログインすると、下のような画面が表示されます。バナーの制作は、このページからプロジェクトを作成して始めます。

こんなことができます!

InstagramやFacebookなど、あらかじめ制作する画像の使用目的が決まっていれば豊富なテンプレートの中から1つを選び、画像やテキストを差し替えるだけで簡単にバナーが完成します!もちろん、プロジェクトの作成時にカスタムサイズを選べば、好きなサイズでバナーを制作することもできます。
(※プロジェクトのサイズをあとから変更するには有料会員になる必要があるようです)

▼「クリスマス」のテンプレートを検索した画面

▼テンプレートを差し替えて完成した画像

テキストの追加も多くのフォントの中から選択することができ、テキストの影や境界線を数値を細かく指定して使用することができます。

画像の追加は自分でアップロードした画像を使うこともできますし、Adobeが無料で提供している素材を利用することも可能です。また、写真の背景を自動で削除してくれる機能もあるので、人物だけを切り取った素材をつくるのも簡単です。

そのほか、制作に使えるアイコンやデザインアセット、背景も多く用意されていますし、下の画像のようなコラージュ画像も簡単に制作できます。

様々なサービスを見てきましたが、無料でここまでできるサービスはなかなかありません。操作はPowerPointのような形で行えますので、「Photoshop」のような本格的な画像編集ソフトを使ったことがなくても触っているうちにすぐに習得できそうです。

最後に

今回はCC Expressについてご紹介しました。無料版でも非常に便利ですが、月額1,078円(税込)のプレミアムプランに入会すれば、もっとたくさんのフォントや素材が使えたりプロジェクトのサイズ変更があとからできるようになるようです。

レッツアイでもバナー制作の際に活用していきたいと思います!無料で使用可能ですので気になった方はぜひ一度触ってみるのはいかがでしょうか?