リスティング広告
2021.05.01
絞り込み部分一致がなくなります
Googleに続いてYahoo!も、リスティング広告のマッチタイプ「絞り込み部分一致」が廃止されるとの発表をおこないました。
Yahoo!の変更は2021年夏頃の予定ですが、変更になるかもしれません。
今ある絞り込み部分一致キーワードはどうなるの?
現在アカウントに入稿中の「絞り込み部分一致」は「フレーズ一致」に自動置換されるそうです。
後で説明しますがフレーズ一致が今の絞り込み部分一致とほぼ同じ動きになるので、
多くの場合特に何もしなくても大丈夫です。
フレーズ一致キーワードはどうなるの?
「フレーズ一致」は今の「絞り込み部分一致」とほぼ同じ設定になります。
たとえばフレーズ一致で「大阪 求人」と入稿していた場合、今だと「大阪 正社員 求人」での検索時には表示されませんが、変更後は表示されるようになります。
ちょっとだけ配信機会が増えますね。
注意が必要な場合
複数ワードの組み合わせで、その一部のみ+をつけていた場合もあるかとおもいます。
たとえば「+大阪 求人」のように。
現在だと「大阪 仕事探し」「大阪 就職」などの検索時にも表示される可能性があります。
が、変更後はフレーズ一致に変わるので「大阪 就職」などの検索時には表示されなくなりそうです。
で、結局何をしたらいいの?
特に大急ぎで何かをする必要はなさそうです。
フレーズ一致を多用しているアカウントは、変更後にインプレッションが増える可能性があるので注意が必要ですが。
これまでは「部分一致」「絞り込み部分一致」「フレーズ一致」「完全一致」の4種類のマッチタイプがあったわけですが、今後は3種類になります。
ちょっとだけシンプルになりますね。
注意が必要なのは「絞り込み部分一致がフレーズ一致の動きになる時期」。
Googleは2021年2月にすでに変更済み。Yahoo!のほうは2021年6月頃(変更の可能性あり)。
つまりYahoo!の変更までは、GoogleとYahoo!でフレーズ一致の動きが異なるということです。注意しましょう。