マーケティング総合

2022.07.26

デザインに関する本をご紹介

WEB業界で働いているとデザインの知識が必要になる場面があります。

例えば、WEB広告にはバナーの制作がつきものです。社内にデザイナーがいるのであれば依頼することができますが、そうでない場合は「バナーがすぐに必要」「外注するほどバナーにコストを割けない」などの理由でマーケターが自分で制作をする機会が少なくありません。そういった場合にデザインの知識が全く持っていないと、訴求したい内容を十分に伝えられないことがあります。

また、LPのディレクションや提案書の作成にもデザインは関わってきますので、基礎的なデザインの知識は持っておくと便利です。

私はデザインは専門分野ではありませんが、何冊かデザインの参考書を読んだことで多少は自信がつきました。今回は私が実際に読んで良いと思った本を3冊紹介します。

ノンデザイナーズ・デザインブック

非常に有名な本で、「デザイン 参考書」と調べると必ずといって良いほど挙げられる本で、私が最初に読んだデザイン書です。

書いてある内容は基本的な内容ばかりなので、最初に読んだときには「考えれば当たり前のことばかり書いてある」という印象でした。ですが、いざデザインに取り掛かろうとすると、本を読む前よりも明確にデザインの方向性が早く定まるようになりました。

何かをするときにはぼんやりと曖昧な考えを持っている状態では不十分で、しっかりと「知識」として頭に蓄えておくことが重要なのだと教えてもらえた一冊です。

以下のページでは、この参考書で紹介されているデザインの「4つの基本原則」を用いてデザインする動画が無料公開されていますので、購入前に視聴してみることをお勧めします。
『ノンデザイナーズ・デザインブック』 | マイナビブックス

なるほどデザイン

こちらも非常に有名なデザイン書です。

悪いデザイン例を順に改善していく過程を順を追って解説してくれたり、図解を交えて説明してくれるのでわかりやすい参考書です。身近にある題材が多く掲載されているので眺めているだけでも楽しいです。

以下のページで本の一部が確認できます。
なるほどデザイン|株式会社エムディエヌコーポレーション

思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん

先に挙げた2冊の内容も非常に良いですが、ポスターや雑誌などのデザインも包括した内容になっているため、マーケターがデザインする機会の多いバナーについて具体的に書かれた本を探していたときに読みました。

バナーのデザインは「パッと見て内容が伝わる」ことが必要になりますが、それを踏まえてバナー制作に活かせるテクニックを解説している本です。

こちらの本も、以下のページで本の一部が確認できますのでご覧ください。
思わずクリックしたくなるバナーデザインのきほん|カトウヒカル著

おまけ)chot.design

IT/Web業界のデザイン学習サイトです。以前は有料のサービスだったのですが、現在はすべてのレッスンが無料で公開されています。IllustratorやPhotoshopなどのAdobe製品やHTML/CSSなどのマークアップ言語などが学習できます。もし画像編集ソフトの使い方に自信がない場合は一度訪問してみてはいかがでしょうか。


以上です。WEB業界に関わらず、提案書などの資料を作成する際にもデザインの知識があると便利ですので、「これから勉強してみよう」という方の参考になれば幸いです。