ディスプレイ広告
2021.02.01
【2021年版】競合他社サイトを見ている人に広告を配信する方法
以前(2017年)、
という記事を書きました。
「競合の顧客にアプローチする」というのは多くの人にとって気になるテーマらしく、
おかげさまで当サイトでも一、二を争う人気記事となっています。
ただ、Web広告の世界は毎年新しい広告メニューが出ますので、少し内容が古くなってきています。
そこで、2021年版の「競合他社サイトを見ている人(に近い人)に広告を配信する方法」を説明します。
目次
1.Yahoo!ディスプレイ広告でサーチターゲティングをする
これは以前からあるメニューですね。
特定のキーワードで検索したことのあるユーザーにディスプレイ広告を表示できます。
ただし検索ボリュームの多いキーワードしかターゲティングできないので、競合名がかなり有名である必要があります。
2.Twitter広告のフォロワーターゲティングを使用する
こちらも以前からあるメニューです。
「競合アカウントのフォロワー+それに類似するユーザー」に配信可能です。
フォロワーだけ、というドンピシャなターゲティングはできません。
3.Googleのカスタムオーディエンス+Googleファインド広告
これは新しい方法です。
ついにGoogleでも(Gmail広告以外で)競合ターゲティング風のことができるようになりました。
Googleファインド広告とは、Googleの保有するサービス(YouTube、Gmail、Google Discover)に配信することができる広告メニューです。
最近は個人情報保護基準が厳しくなって、ユーザーの行動を使った広告が配信しづらくなりましたが、
Googleファインド広告はGoogleの保有する面に配信するので、比較的ターゲティングの自由度が高いです。
この方法だと、
・サーチターゲティング(Googleで特定のキーワードで検索したことのあるユーザーに配信。しかもYahoo!と違ってどんなキーワードでも設定可能)
・競合サイトターゲティング(指定した URL と同様のウェブサイトを閲覧しているユーザーに配信。そのURLを見たユーザーだけ、ではない)
・競合アプリターゲティング(指定したアプリと同様のアプリをダウンロードして使用しているユーザーに配信。そのアプリをダウンロードしたユーザーだけ、ではない)
といったターゲティングで配信が可能です。
どの方法も「競合サイトを見た人」という配信はできませんが、それに近いユーザーに広告配信が可能です。
レッツアイで運用しているアカウントでも、これらの方法で効果的にコンバージョン獲得できています。
リターゲティングよりも「競合サイト閲覧者に近いユーザー」のほうがコンバージョン率が高い場合もあります。
リスティングとリターゲティングだけではコンバージョンが増えない、
かといってむやみにターゲットを拡げてコンバージョン単価が上がるのは避けたい……という場合におすすめです。
他にも「こんな人に広告配信する方法はない?」といった疑問があれば、ぜひレッツアイにご相談ください!