ディスプレイ広告
2017.06.14
競合他社サイトを見ている人に広告を配信する方法
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目次
【2021年版】競合他社サイトを見ている人に広告を配信する方法
たまに「ライバル会社のサイトを見ている人に広告を出したいんだけど……」というご相談を受けます。
たしかに、競合会社のサイトを見ている人にアプローチできれば、効果は高くなりそうですよね。
ですが、現時点ではそのような方法はありません。
GoogleもYahoo!もやろうと思えばできるのでしょうが、そんな広告メニューを作ってしまうと信用問題にかかわりますからね。
ですが、「競合他社サイトを見ている人」にかぎりなく近い人に広告を配信する方法はいくつかあります。
1.Yahoo!ディスプレイ広告でサーチターゲティングをする
Yahoo!で特定のキーワード(競合他社名、競合サービス名)で検索したことのある人にディスプレイ広告を配信することができます。
検索ボリュームが少ない場合には使用できません。
また、たとえばアップル社を競合と見なして「アップル」で検索したことのある人に配信した場合、リンゴのアップルのことを調べた人にも配信されます。
2.Yahoo!DMPの流出ターゲティング/流入ターゲティングを使用する
Yahoo!DMP(https://dmp.yahoo.co.jp/)では、Yahoo!から競合サイトに行った人、逆に競合サイトからYahoo!に行った人をターゲティングして広告配信することが可能です。
Yahoo!以外から競合サイトに行った人(Googleを使った人、リンクやブックマークから訪問した人など)はターゲティングできません。
Yahoo!DMP を使用するには最低出稿金額などいくつか制約があるため、どのサービスでも使えるわけではありません。
3.Gmail広告のドメインターゲティングを使用する
Google Adwords で Gmail広告(https://support.google.com/adwords/answer/7019460?hl=ja)の「ドメインターゲティング」を使うと、特定のドメインのメールアドレスからメールを受け取った人に広告配信ができます。
@letsi.co.jp のメールアドレス からメールを受信した人をターゲティングする、ということですね。
Gmailを閲覧している人にしか配信できない、競合が使用しているメールアドレスがわからないと設定できない、メールを受信しているということは既に競合他社で契約している可能性が高い、などのマイナス点もあります。
4.Twitter広告のフォロワーターゲティングを使用する
特定のTwitterアカウントを選び、そのフォロワーや、フォロワーに類似したユーザーに広告配信することができます。
競合のTwitterアカウントがある場合は使用できますね。
ただしフォローしているからといって熱心なファンとは限らないため、精度は低くなる場合もあります。
5.(非推奨)リスティングで競合他社名で入札をかける
いちばん手っ取り早い方法ではあります。精度もなかなかのものです。
ただし、広告の品質が低下する、(特に社名が商標登録されている場合などは)大きなトラブルに発展する可能性もあるなど、リスクも大きいので推奨はしません。
「ライバル会社の顧客に直接アプローチ」はできなくても、それに近いユーザーにターゲティングする方法はいくつもあります。
実施するかどうかは別として、広告の競争に勝利するためにはこうした方法を知っていることは非常に重要です。あなたがやらなくても競合他社はあなたの顧客にアプローチしているかもしれませんしね。
他にも「こんな人に広告配信する方法はない?」といった疑問があれば、ぜひご相談ください。
できるかぎり対応いたします!