ディスプレイ広告
2022.09.01
画像生成AI「Stable Diffusion」を使って広告バナーを作ってみる
Stability AI社は、画像生成AI「Stable Diffusion」をオープンソース化し、このAIを利用した「DreamStudio」のβ版をリリースしました。
こちら、無料会員登録をすれば誰でも利用できます(ただし無料版では機能に制限があります)。
かんたんな文字を入力するだけで、あっという間にAIがオリジナルな画像を生成してくれるのです。
これ、もしや広告バナーにも使えるのでは?
ということで、試しに使ってみました。
たとえば、「dog running」と入力してパラメータを適当にいじってみると……。
出ました。ちゃんと犬が走ってる画像ですね。
もっとありえない指示でやってみましょう。
「dog eating sushi with a fork(フォークで寿司を食べている犬)」で生成してみます。すると……。
おっ、おお……。「フォークで」は無視されてしまいましたが、ちゃんと寿司を食べている犬が生成されました。左上の画像の手がありえない形になってしまっていることや、寿司の形状が微妙に変なことはご愛敬(海外の寿司ってこうなのかな?)。
いやあ、すごいですね。
しかもありがたいことに、このAIで生成した画像は作成者が権利を持つことになるそうで、つまり広告にも自由に使えるってことです。
(たまに某有名キャラクターとかが入りこんでしまったりするのでそのへんは注意が必要ですが)
レスポンシブ広告等にはこのままでも十分使えるクオリティですね。
広告バナーの入れ替えや成果検証が手軽におこなえるようになり、広告運用者からするとありがたいかぎりです。
いい画像素材が見つからない! とお嘆きの方はぜひお試しください。