ディスプレイ広告
2018.03.02
サーチターゲティング広告で成果を出す運用のコツ
ディスプレイ広告というと「ああ、リターゲティングね」と言われることがよくあります。
たしかに代表的なのはリターゲティング(リマーケティング)ですが、
ディスプレイ広告のターゲット方法には他にもさまざまな種類があります。
中でも、成果を出しやすいのがYDN(Yahoo!ディスプレイネットワーク)の「サーチターゲティング」。
リターゲティング以上の成果を出すこともめずらしくありません。
今回はサーチターゲティングについて説明します。
目次
サーチターゲティング広告とは
Yahoo!の検索機能を使い、特定のキーワードで検索したユーザーに対して表示させるディスプレイ広告です。
たとえば「Yahoo!で『ディスプレイ広告』と検索したことのあるユーザー」が、
Yahoo!ニュースなどのサイトを見ているときに、
「ディスプレイ広告の運用ならレッツマーケ!」というテキスト広告、バナー広告、レスポンシブ広告などを表示させることができるのです。
リスティング広告との違い
「特定のキーワードで検索したことのあるユーザー」に対して表示するので、
ターゲットとなるユーザーはリスティングとよく似ています。
(ただしサーチターゲティングはYahoo!で検索するユーザーに限る)
違いは、広告が表示されるタイミングです。
リスティング広告は検索した次の画面で表示されるので、ユーザーの意欲も高めです。
ですがサーチターゲティングの場合は、後日別のサイトを閲覧しているときに表示されるため、
ユーザーの熱が冷めている可能性があります。
たとえば「大阪 美容院」で検索したユーザーに対して、
一週間後に広告を表示させたとしても、既に髪を切った後だったり、べつの店を予約した後だったりする可能性が高いでしょう。
ですが、検討に時間を要するサービスの場合、
たとえば不動産販売や転職などであれば、検索してから一週間後でもまだ迷っていることが多いでしょう。
そうしたユーザーに対して広告を表示させれば、十分成果を残すことでしょう。
サーチターゲティング広告はリスティングよりも安いクリック単価で多く配信できる場合がほとんどですので、
商材によっては力を発揮する広告メニューであるといえます。
サーチターゲティング広告の運用のコツ
広告クリエイティブ
- 既に欲求が満たされたユーザーにはクリックさせないような広告にする
- ユーザーの関心が別のことに移っているときに表示させる広告なので、何の広告が明確にわかる内容にする
- ニュース記事の隅などに表示されても目を惹く広告にする
サーチターゲティングリストの作成
- ユーザー層が異なるであろうキーワードは別々のリストとして、グループを分ける
- サービスの一般的な検討期間にあわせた「有効期間」「検索回数」を設定する
- 定期的にサーチキーワード別のレポートを出して、キーワードごとの成果を確認する。
成果が悪いキーワードは削除、またはリストを分ける。
サーチターゲティング広告をおすすめするのは
「リスティングではコンバージョンがとれるんだけど、
最近はクリック単価が上がって厳しくなってきたな……。
リターゲティングはリスト数の問題があるから配信を増やせないし、
他のディスプレイ広告はコンバージョンのつながらないし……」
という方にうってつけなのがサーチターゲティング広告。
ぜひご検討を!
自分で運用するのがいちばんいいですが、難しければレッツマーケにおまかせを!