広告運用
2023.05.01
Indeed 手動CPC廃止でどう変わった?
2023年4月1日より、Indeedで手動入札が廃止され、すべて自動運用となりました。
レッツアイではキャンペーンを細分化し、手動入札で入札単価を抑えて運用することが多かったので、これはなかなか衝撃的な方針変更でした。
過去にIndeedの自動運用を試したこともありましたが、成績は決して良くなく、しばらくして手動に戻しました。
なので自動運用に対してはあまりいい印象を持ってなかったのですが、今回は強制変更とのことなのでそんなことも言ってられず……。
ということで手動入札キャンペーンは3月いっぱいで停止し、4/3(月)から自動入札キャンペーンに切り替えました。
その際、キャンペーンに対して以下の変更を加えました。
- 広告費が急騰しないよう、予算は抑えめ
- 細かい入札調整ができなくなるため、細かく分けていたキャンペーンを統合。機械学習の精度を高めることを優先しました。
その結果を報告。
A社アカウント
サイト流入:応募開始数(Indeed管理画面計測)
登録:応募完了数(GA4計測)
自動化(4/1)前後で、クリック単価は少し上がりました(といっても低いですが)。
スポンサークリックからのサイト流入はやや改善、
登録は大きく改善して登録単価は以前の半分ほどに下がりました。
B社アカウント
サイト流入:応募開始数(Indeed管理画面計測)
登録:応募完了数(GA4計測)
こちらはクリック単価が大きく上昇。
手動入札時の2倍以上になりました。
ですが、サイト流入数が伸びたことで応募開始単価は改善。
また登録単価も今のところ悪くなさそうです。
C社アカウント
サイト流入:応募開始数(Indeed管理画面計測)
登録:応募完了数(GA4計測)
クリック単価がわずかに上がりましたが、こちらも応募開始単価は改善。
登録については1週目は良かったものの2週目は0。
もう少し観察が必要です。
ということで、総じて「手動入札だった頃と比べると同程度~改善した」という結果になっています。
まだ2週間分のデータしかないのでもう少し経過観察が必要ですが。
正直、悪化する可能性が高いと踏んでいたのでこの結果は意外でした。
(Indeedの広告費予算を求人ボックスなどに回そうかともおもっていたので……)
予算を大幅に上げた場合にどうなるかについては不明ですが、予算を抑えている限りにおいては自動入札は決して悪くはなさそうですね。
引き続き、成果を検証していきたいと考えています。