広告開始前にこれだけは設定しておきたいこと

リスティング広告、ディスプレイ広告を配信するにあたって、
最低限設定する必要があるのは
・キーワード
・広告文・リンク先URL
・予算
・入札価格
などですね。

これだけでも広告配信は可能ですが、成果を出すためには不十分です。

そこで、配信開始前にやっておいたほうがいいことをまとめてみました。

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まずは広告以外のツールについて。

タグマネージャーの設定

広告配信をすると様々なタグを設定する必要があります。
その都度サイトを修正していたらたいへんですし、ミスの原因にもなります。
タグマネージャーを入れておけば、サイトの修正は一度で済みます。
はじめに設定しておきましょう。

主にGoogleタグマネージャーとYahoo!タグマネージャーがあります。
どちらも無料で使えますが、特段の事情がないかぎりGoogleタグマネージャーをお勧めします。
利用者数が多く、使い方を解説している人が多いからです。

Googleアナリティクス（アクセス解析ツール）の設定

これも特別な事情がないかぎりはGoogleアナリティクスがよいでしょう。
無料でかなりの分析ができますし、多くの人が使っているので使い方を検索すればすぐに見つかります。

アクセス解析なしで広告配信をおこなうのは、地図を見ずにドライブするようなものです。
必ず設定しておくようにしましょう。
また、Google広告とGoogleアナリティクスの連携も忘れずに！

コンバージョンの設定

ほぼ必須といっていいでしょう。
会員登録、購入のようなわかりやすい目標だけでなく、
場合によっては電話ボタンタップ、資料ダウンロード、特定のページの閲覧なども計測しておいたほうがいいでしょう。
指標は多いほうが解析しやすいですからね。

とはいえ複数のコンバージョンが混ざってしまっては混乱の元です。
[コンバージョン列に含めない]設定やコンバージョン値を使って、コンバージョン種類ごとの分析ができるようにしておきましょう。

Googleサーチコンソールの設定

これは本来、広告をはじめるときというよりサイトを作ったときにやっておくべきことですが……。
主に自然流入を解析するためのものですが、自然流入はリスティング広告運用の参考になりますし、逆にリスティングの数字をSEOに活かすこともあります。
サイトの価値を高めるために設定しておいたほうがいいですね。

イベントの設定

Googleアナリティクスのイベントを使って、
「ページをどれだけスクロールしたか」
「どのボタンをクリックしたか」
「何秒滞在したか」
「外部サイトに遷移したユーザーはどれだけいるか」
などを計測できるようにしておきましょう。
サイトの価値、広告の効果を計るのに役立ちます。

トラッキングURLの設定

Google広告からの流入は連携させておけばGoogleアナリティクスで確認できますが、
Yahoo!広告はトラッキングURLの設定が必要です。
たとえば
{lpurl}?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_term={keyword}&utm_campaign={_campaignName}
のようなトラッキングURLを設定して、Yahoo!広告から流入したこと、どのキャンペーン、どのキーワードで来たかがわかるようにしておく必要があります。

IPアドレス除外

Google広告、Googleアナリティクスから自社、制作会社、担当者の自宅などのIPアドレスを除外しておきます。
社内からのアクセスはけっこう量が多いものです。正確なデータを記録するため（特に動作テストのコンバージョンを記録しないため）に除外しておきましょう。
またGoogle広告からも除外しておくことで、社内メンバーのクリックによる余計なコスト発生を防ぐことができます。

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続いて広告管理画面の設定について

除外キーワード

これもほぼ必須ですね。
除外キーワードを設定せずにリスティング広告で成功するのはまず不可能です。
これははじめに設定するだけでなく、定期的に追加していくことでどんどん成果が向上していきます。
はじめは少なくとも数十個、長く運用しているアカウントだと数百～数千のキーワードが設定されていることが望ましいですね。

広告表示オプション

設定しなくても広告配信はできますが、より目立つことでクリック率やコンバージョン率が上がることがほとんどなので設定しておいて損はありません。
サイトリンク、コールアウト、構造化スニペット、価格表示オプションなど可能なかぎり設定しておきましょう。

ターゲットリスト

リターゲティング広告を配信するときは当然必須ですが、しばらく配信の予定がなくてもリストだけは集めておいたほうがいいです。
いつかリターゲティング広告を始めることになったときに過去のリストをすぐ使えますし、
検索広告にターゲットリストを設定することで成果が向上することもあります。

複数パターンの広告文/バナー画像

意外と多いのが、1グループに1種類の広告しか設定していないアカウント。
複数あることで自動的に成果のよい広告が多く配信されるようになりますし、今後広告を追加するときも
「AよりBのほうが成果が良いから、Bをベースに別訴求の広告を作ろう」
といった判断がしやすくなります。

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もちろん他にもやっておくべきことはありますが、
ここに挙げたことはいずれも最初に設定しておくと楽になる（逆にいうと後から設定するのは面倒）ことばかりです。

こうやって挙げてみると、けっこうたくさんありますよね。

レッツマーケ！ の広告運用では、基本的に初期費用無料で上記の設定をおこなっています（一部別料金の場合あり）。
広告で高い成果を上げたい場合はもちろん、社内のスタッフに時間的余裕がない場合などにもぜひレッツマーケ！ の広告運用サービスをご利用ください。

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