リスティング広告

2020.06.15

オークション分析で競合他社の動きをチェック

Google広告で使用できる「オークション分析機能」を活用できていますか?

オークション分析機能とは?

オークション分析レポートを使用すると、同じオークションに参加している他の広告主様と掲載結果を比較できます。この分析情報により、ご自身が成功している分野と掲載のチャンスを逃している分野を把握して、入札単価や予算を戦略的に決定することができます。

(Google広告ヘルプ)

つまり、競合他社の出稿動向を確認できるツールで、広告のインプレッションシェアや、ページ上部に表示された率などを競合他社と比較することができます!
気になる競合他社の動向を数値で確認することができるんですね。

オークション分析機能の使い方

オークション分析は、「キャンペーン」「広告グループ」「キーワード」単位で確認することが可能です。
確認したいキャンペーン等を選択し、「オークション分析」を選ぶことで、以下のような画面が表示されます。

表示URLドメイン には、広告に表示されるURLのドメインが表示されています。(~.com、~.jpなど)
ここに「自分」と表示されているのは自社のことです。


それでは、この画面でチェックできる指標が、それぞれどのようなものか簡単にご紹介します。

・インプレッションシェア
実際に広告が表示された回数を、表示される可能性のあった回数で割った割合です。
広告のターゲット設定・入札単価・品質スコア等によって、表示される可能性は変わってきます。

・重複率
自社広告と、競合他社の広告が同時に表示された割合です。
ここが高い会社がある場合、よく一緒に表示されているということですので、広告文を工夫して差別化をはかるなどの対策をするとよいかもしれません。

・上位掲載率
自社以外にも広告が表示されたときに、競合他社の広告が自社広告より上位に掲載された割合です。

・ページ上部表示率
自社広告が、ページの上部に表示された割合です。

・実際のページ上部表示率
自社広告が、検索結果の1位に表示された割合です。

・優位表示シェア
自社の広告が、競合他社の広告よりも上位に表示された割合、または、自社広告のみが掲載された割合です。


これらをうまく活用することで、競合他社と比較して自社の広告がどれくらい表示されているのか、よく同時に広告が表示されている競合他社はどこなのか等の分析ができます。
現在は、Google広告でしかチェックできませんが(Yahoo!さんもぜひ対応お願いします……)他社の状況を確認できる貴重なツールなので、積極的に活用してきましょう!