リスティング広告
2017.09.13
【リスティング】RLSA広告で高い成果を出す
Google AdwordsにはRLSA(Remarketing Lists for Search Ads)という機能があります。
覚えにくい名前ですが、かんたんに言うと
「過去に自分のサイトに来た人に対してだけ配信したり、過去に来た人に対しては入札単価を上げたりできる」
という機能です。
(Yahoo!スポンサードサーチにも同様の機能がありますが、微妙に仕様が異なります)
この機能、うまく使えば非常にいい成果を出すことができます。
たとえばこの結果をご覧ください。
[オーディエンス]というのが、過去にサイトに来たユーザーです。サイトでの行動によってセグメントして、それぞれ入札単価を+5%~+15%にしています。
表の下の[合計: オーディエンス]が過去に来たユーザー(とその類似ユーザー)。[合計: その他]がそれ以外のユーザーです。
比べてみてください。
通常のユーザーに比べて、過去に来たユーザーはクリック率が3.7倍、コンバージョン率が2.0倍となっています。
入札単価を上げているのでクリック単価も上がっていますが、それでもコンバージョン単価を下げることに成功しています。
過去にサイトに来たユーザー。さらにサイトで複数ページを見たユーザー。
こうしたユーザーは、あなたのビジネスのターゲットである可能性が非常に高いですよね。
ですから、入札単価を上げて上位に広告表示させてもペイできる見込みが高いのです。
もちろんこれはビジネスの内容やキーワードにもよります。
一般的に、コンバージョンまでに検討期間を要するビジネスであるほど、RLSAで高い成果が見込めます。
活用しないのはもったいないですよ!