解析
2020.01.24
Google広告の掲載結果の変化の原因をかんたんに調べる
日々、広告の調整を行う中で、掲載結果が大きく変動することがあります。表示回数が大幅に減ったり、クリック率が大幅に上昇したり、というようなことです。
調整の履歴を記録しながら運用していても、掲載結果の変動には様々な要因が複雑に重なり合うため、原因を特定するのに時間がかかる場合があります。
Google広告にはそういったときに変化の原因をかんたんに探る機能があります。2020年1月時点ではβ版ですが、今回はその機能についてご紹介いたします。
※現在のところ、こちらの機能が使用できるのは「個別クリック単価」か「拡張クリック単価」を使用している検索キャンペーンに限られます。
Google広告の「説明」機能について
Google広告の管理画面から、「キャンペーン」または「広告グループ」をクリックします。
期間の下向き矢印をクリックし、「比較」機能をオンにします。調査したい期間を選択し、比較対象には「前の期間」を選択します。
「適用」をクリックすると掲載結果の数字の下に、前の期間からの変化率(±○○%)が表示されます。大きく数値が変化したものに関しては文字が青色になっており、クリックすることで「説明パネル」が表示されます。
「説明パネル」には、その期間にアカウントに行った変更(入札単価調整、除外キーワード、ステータスの変更 など)がまとめて表示されます。
この機能を利用することで、複数のレポートをダウンロードしたり他のツールをあちこち参照することなく変化の原因を素早く特定することができます。
まとめ
変化の原因が必ずしも広告調整にあるとは限りませんが、原因の特定をするにあたって「説明」は非常に強力な手助けとなる機能です。Google広告を運用していて突然数値が大きく変動した、といった際にぜひお試しください。