ディスプレイ広告
2019.12.02
YDNはGDNよりコンバージョン獲得に向いている!?
ディスプレイ広告といえばGDN(Googleディスプレイ広告)とYDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)が有名。
他にもいろいろディスプレイ広告はありますが、はじめやすさや配信面の広さを考えると、この二つはまず押さえておくべき広告でしょう。
そして「会員登録や資料請求などのコンバージョン獲得」に関して言えば、
YDNのほうが断然おすすめです。
弊社のクライアント様はほとんどがGDNとYDNの両方をやっていますが、たいていYDNのほうが好成績になります。
その理由について考えてみました。
サーチターゲティング広告の存在
YDNにのみ存在するサーチターゲティング広告。
「Yahoo!にあってGoogleにない」という希少な広告メニューです(その逆は多い)。
特定のキーワードで検索したことのあるユーザーにのみ配信できる、ということでターゲット層はリスティング広告に近い。
それでいてクリック単価はリスティングよりもずっと安く配信できるのですから、きわめて効果的です。
配信先の質が良い
GDNは個人ブログや海外サイト、アプリなど配信面が広い一方、成果につながりにくいサイトも多いです。
一方YDNはYahoo!関連サイト、ニュースサイト、クックパッド、Mapion、NAVERなど信用あるサイトが多いです。
(かつてはYDNも個人ブログとかによく出ていたのですがいろいろあってなくなりました……)
サイトによっては、わざと誤タップを誘うような広告表示方式になっていたりしますからね。
配信先が広すぎるのも考えものです。
また、Yahoo!はPCブランドパネル広告を使えばYahoo!JAPANのトップページにも配信できます(PC・タブレットのみ)。
「Yahoo!のトップページに広告出してるサイト」というブランディングにも活用できます。
競合が少ない(たぶん)
正直、YDNの設定ってGDNより面倒なんですよね。
GDNはリスティング広告と同じアカウントで管理できるのにYahoo!は検索とディスプレイで管理画面が違うし、
管理画面もGoogleに比べると直感的に使いづらい。
で、「YDNはやらなくていっか」と避けている人も多いです。
ですが、運用する側からするとこれはチャンスです。
面倒な設定をきちんとやれば他社と差をつけられるはずですから。
YDNが好成績になるのは、面倒がってYDNをやらない人がいるからだと個人的ににらんでいます。
とはいえ。
もちろんGDNにもメリットがあります。
広く配信できるとか、ターゲティング方法が多いとか、アプリへの配信に強いとか。
若年層にアプローチしたいとか認知を広めたいとかであればGDNのほうが向いているかもしれません。
ひとくくりにされることの多いGDNとYDNですが、向いている商材はそれぞれ異なります。
ディスプレイ広告の配信を検討されている方はぜひご相談を!