広告運用
2022.04.22
ショッピング広告で改善したい3つのポイント
ECサイトの広告運用に欠かせないのがGoogleショッピング広告です。しかし、ショッピング広告は広告管理画面で設定できる項目が少なく、どのような方法で改善をしていけばいいのかわからなくなりがちです。今回はショッピング広告の成績を改善する際にまず改善したいポイントを3つ紹介します。
商品フィードは各ECサイトの連携機能を使う
Googleショッピング広告の出稿には広告掲載する商品のデータをまとめたリスト(商品フィード)が必要になります。スプレッドシートに商品情報を入力することで商品フィードを作成し、広告を掲載することもできますが、商品の情報を更新するたびシートの情報も更新するのは非常に面倒ですし間違いも起こりやすくなります。
ShopifyやEC-CUBE、ショップサーブなどの大手ECサイト構築サービスではGoogle広告と簡単に連携が取れるような機能がついています。その機能を使用して連携ができれば、ECサイトの商品情報を更新するだけで自動的に商品フィードも更新されます。
例)ショップサーブでの連携機能
次の項目にも関連しますが、成績改善のために商品情報は頻繁に更新する必要があります。今後の更新の手間を省くためにも、商品フィードは自動で更新されるように設定しておくことをおすすめします。
商品名にこだわる
ショッピング広告の広告の掲載面では基本的には画像と商品名のみ表示されており、ユーザーはその情報を見てショップへ移動します。そのため、購入の決め手になるポイントはその2点しかありません。
画像に関しては、Googleのヘルプを読んで頂くのが一番わかりやすいです。こちらの仕様に違反していると、広告の表示回数が減ったり、そもそも広告掲載できなくなったりしてしまいます。商品画像の設定にはご注意ください。
●Googleヘルプ
https://support.google.com/merchants/answer/6324350?hl=ja
商品名で特に気をつけることとして、「宣伝要素を入れない」があります。商品名には「送料無料」「○○%OFF」「セール中」などの文言を入れてしまうと広告掲載されない場合があります。宣伝要素は必ず抜くようにしてください。
しかし、自社サイトでは「送料無料」「○○%OFF」などの宣伝を商品タイトルにつけたい、という場合もあります。ECサイトの機能によっては広告用に別の商品タイトルをつけることができますが、もしそれがない場合はGoogle Merchant Centerの「フィードのルール」によって書き換えることができます。「送料無料」を置換で削除したり、ブランド名を一括で全商品につけたりすることができ、使いこなせば強力な武器になります。
広告側でコンバージョン値を取得する
コンバージョン値というのは売上のことです。タグの設定をきちんとすることでGoogle広告経由で商品が売れた際、何円の売上があったのかを取得できるようになります。
この設定をできていないと「コンバージョン値」ではなく「コンバージョン数」を増やすためにGoogleが学習をしてしまうため、比較的売れやすい単価の低い商品(利益の薄い商品)ばかり売れてしまう、といったことになりかねません。
コンバージョン値を取得するタグの設定について、ECサイトによってはGoogle広告との連携で簡単に設定できるかもしれませんが、HTMLやJavaScriptの知識がある程度ないと難しいかもしれません。
ショッピング広告は通常の広告と違い、広告管理画面の中だけではあまり成績改善することができません。今回紹介した以外にもたくさんの改善方法があります。また、ECサイト構築サービスでGoogle広告との連携機能が用意されているとはいえ、コンバージョン値を取得するタグの設定にはそれなりの知識が必要となります。
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