Facebook広告・Instagram広告

2021.09.01

【基本】Facebook/Instagramに広告を出す方法(キャンペーン・広告セット作成編)

【基本】Facebook/Instagramに広告を出す方法(ビジネス広告アカウント作成編)

基本的なアカウント構成

Facebook広告の基本的なアカウントは、
 キャンペーン > 広告セット > 広告
という構成になっています。

アカウントの中に1つ以上のキャンペーン、
キャンペーンの中に1つ以上の広告セット、
広告セットの中に1つ以上の広告がある、という構成です。

ピクセルを設置する

[ビジネス設定] > [データソース] > [ピクセル]で、ピクセルを発行してWebサイトやアプリに設置します。
これは、リターゲティング用のオーディエンスを作成したり、コンバージョンを計測したりする上で必要なものです。
原則サイト内全ページに設置しましょう。

イベント・オーディエンスを作成する

イベントはメニューの[イベントマネージャ]から設定します。
フォーム送信完了、主要ページの閲覧、カートに追加、電話発信などをコンバージョンとして設定できます。

オーディエンスはメニューの[オーディエンス]から設定します。
「自分のウェブサイトに来た人」「過去の顧客」「自分のFacebookページをフォローしてる人」「自分のオーディエンスに近い属性の人」などのリストを作成して、
狙ったユーザーだけに広告配信することができます。

キャンペーンを作成する

まずは[+作成]ボタンから、キャンペーンを作成します。

するとキャンペーンの目的を選ぶ画面になります。
慣れていないとまずここで迷ってしまいますね。

目的の大まかな説明はこちら。

ここで選んだ目的によって、広告セット以下の設定方法も変わってきます。
「広告配信することで何をしたいか?」を考え、目的にあったものを選びましょう。

広告セットを作成する

広告セットを作成します。
広告セットは、予算の設定や配信地域の設定ができるなど、
Google広告やYahoo!広告でいうところの「広告グループ」よりは「キャンペーン」に近い概念です。

ここでは、キャンペーン目的を[コンバージョン]に設定した場合を例にとって説明します。
設定が必要なのは以下です。

◆ コンバージョン
 コンバージョンポイントを設定します。[イベントマネージャ]で作成したイベントをコンバージョンとして指定できます。

◆ ダイナミッククリエイティブのオン/オフ
 広告を自動で作ってもらいたいときは「オン」に、指定の形式で広告表示したいときは「オフ」を選びます。
 成果を上げるためには「オン」がおすすめです。

◆ クーポン
 オンラインまたは店頭で利用できるクーポンを作成できます。
「○月○日まで使える○%引きクーポン」といったクーポンが発行できます。オフラインコンバージョン(店頭での購入)を計測する一助となります。

◆ 予算と掲載期間
 配信スケジュールや広告セットの最大・最小消化金額を設定できます(ただし最小消化金額を設定したからといって必ずしも消化金額が上回るわけではありません)。
 Facebook広告の場合、「決まった曜日・時間帯のみ配信する」という設定は広告セットで設定するのではなく、メニューの[自動化ルール]で設定します。

◆ オーディエンス
 ここで広告配信ターゲットを設定します。
 言語、地域、年齢、性別、興味関心、職業、行動履歴、リターゲティングリストなどを設定します。
 Facebook広告は機械学習が優秀なので、ちょっと広めに設定しておいたほうがコンバージョン数を増やしやすいです。

◆ 配置
 自動配置か手動配置かを選択します。
 基本的には自動配置がおすすめです。「Instagramだけに配信したい」「FacebookとInstagramには配信したくない」などの場合は手動配置を選択します。

◆ 最適化と配信
 入札価格を設定します。目標コンバージョン単価や目標クリック単価を設定します。
 目標コンバージョン単価を設定して自動調整にしたほうがコンバージョン数拡大につながります。

広告を作成する

広告セットを作成します。
特に指定がないかぎり、できるだけ多くの画像やテキストを入稿しましょう。
成果の良いものが自動的に多く配信されます。
GoogleやYahoo!で成果の良いものがFacebookでも好成績とはかぎらないので、さまざまなパターンを入稿することを推奨します。

ルールの管理

これは便利なのでぜひおぼえておきましょう。
メニューの[自動ルール] > [ルールを作成] > [カスタムルール]で、ルールを作成できます。

「20時になったら広告を停止し、9時になったら配信を再開する」
「費用を○○円使ったら予算を増加/減少させる」
「先週のコンバージョン単価が○○円以下だったら入札を引き上げる」
といったルールを設定できます。
うまく使うことで運用の労力を削減することができます。

 


かなり急ぎ足で説明しましたが、これはあくまで基本中の基本。
また今回説明したのはキャンペーン目的が「コンバージョン」の場合のみですが、キャンペーン目的が異なれば広告セットや広告の設定内容も変わってきます。

うまく運用すればGoogleやYahoo!と同等、あるいはそれ以上の成果を出せるFacebook広告ですが、
設定の難解さからか、利用している会社はまだまだ少ないのが現状です。
(逆にいうと、利用している会社が多くないからこそうまく使えば成果を上げやすい)

人員、時間、予算などの事情により自社で設定・運用をおこなうのがむずかしい場合、レッツアイにご相談ください。
数多くのアカウントを運用した実績がありますので、最適なFacebook/Instagram広告配信のお手伝いをさせていただきます!

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